劣化例の紹介 再生木材ベンチの劣化 木材・プラスチック複合材 劣化ハンドブック (劣化を考える)
■ 劣化ファイル No:010
| タイトル:再生木材・プラスチック ベンチ | |||
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劣化現象: 破損、変色、変形、(チョーキング) |
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| 材質:再生木材(複合材) | |||
| 部位:ベンチ上台 | |||
| 分類:経年劣化、モラル的劣化 | |||
| 環境:屋外暴露 | |||
| 劣化原因:紫外線、熱、水分、風等による影響 | |||
| なぜなぜファイブ:下記参照 | |||
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再発防止: | ||
| 素材開発のさらなる追及 | |||
| 屋外環境に対して適正な再生木材の設計を行う。 | |||
| ■ 再生木材・プラスチック ■ | |
| もっと なぜなぜ5 | |
| . | テーマ:変色、(チョーキング、粉ふき減少) |
| なぜ@→紫外線、熱、水分などによる 化学反応 | |
| なぜA→再生木および再生プラスチックを使っている | |
| なぜB→表面処理が不十分 | |
| なぜC→成型後(押出成型後)の製造工程を減らしたい | |
| なぜD→人が直接触れる製品に対する、開発段階での妥協 | |
| もっと なぜなぜ5 | |
| . | テーマ:破損、変形 |
| なぜ@→強度が低下した (壊れても直されていない) | |
| なぜA→耐候性が不足している | |
| なぜB→荷重、熱などにより変形し、変形したまま元に戻らない | |
| なぜC→ちょっとした、荷重で部分的に破壊してしまった | |
| なぜD→そもそもの設定外力・衝撃荷重による検証が不十分であった | |
| なぜなぜ5 5Why | |
| . | テーマ:開発段階での妥協 |
| なぜ@→製品価格が高くなる | |
| なぜA→新しい技術が必要になる | |
| なぜB→開発投資にコストがかかる | |
| なぜC→新しい素材の研究費がかかる | |
| なぜD→顧客側にとってある程度のリスクがあることを承知していた | |
| なぜなぜ5 5Why | |
| . | テーマ:破壊されても直されない |
| なぜ@→破壊されていることを管理者が知らない | |
| なぜA→ある程度の破壊は直さない方針だから | |
| なぜB→直してもまた壊される | |
| なぜC→計画されているメンテナンス周期が長い | |
| なぜD→壊れてもベンチとして実際使われているから | |
丶 jin 丶