温度 ・ 比熱 ・ 熱容量  ー 物理学

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leabul1e.gif (224 バイト)  温度      Temperature

物体に触れると「冷たい」とか「暖かい」とかを感じられる。その曖昧な「冷たさ」や「暖かさ」を物理的な尺度で表したものが温度である。

1気圧のもとで、水が氷になる温度(水と氷が平衡共存する温度)を0℃とし、水が沸騰する温度を100℃として、その間を100等分に目盛ったものが摂氏温度目盛である。

・・

 

℃ : 摂氏温度 (セルシウス温度) 1気圧 =1atm =1.013×10 5 Nu=1.013×10 5 Pa

 

leabul1e.gif (224 バイト)  絶対温度          Absolute temperature

物理学では絶対温度 K(ケルビン)を使用する。
熱力学的に考え得る最低の温度(絶対零度)は、−273.15  である。

wpe3.jpg (3498 バイト)

 T : 絶対温度  K(ケルビン)

 t : 摂氏温度  ℃

 

leabul1e.gif (224 バイト)  比熱

単位質量(1g)の物質の温度を単位温度(1K)だけ上昇させるに必要な熱量を比熱という。

単位は、 cal g・K  or    Jg・K

 cal = 4.2 J

比熱は一定圧力(定圧比熱 Cp) のもとであるか、一定体積(定積比熱 Cv)であるかを区別する必要がある。

 

leabul1e.gif (224 バイト)  熱容量

物体の温度を1K だけ上昇させる熱量をその物体の熱容量という。

一様な物体では熱容量は、比熱と質量の積で表し、質量mg)の物体の熱容量を C として比熱を cとすればつぎの式のようになる。

wpe4.jpg (2831 バイト)

 C : 熱容量 ( J / K )
 m : 質量 ( g )
 c : 比熱 
( J / g K )

 

質量mg)、比熱 c の物体の温度を  t (K) だけ上昇させるために必要な熱量 Q は、 

wpe6.jpg (3022 バイト)

 Q : 熱量    ( J )
 m : 質量 ( g )
 c : 比熱 
( J / g K )
 t : 物体の温度 ( K

丶 jin 丶