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損益算
品物を売買するときの原価、定価、売価や利益、損失やそれらの割合を求める問題を損益算(売買算)という。
「例題−1」
原価
200円で仕入れた品物に、2割5分の利益をみこんで定価をつけました。定価はいくらですか。「解答A−算数」
・・
原価を 1 とすると、定価は 原価の (1+0.25)倍になります。
定価 = 200 × (1+0.25) =250
定価 = 250円
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「解答B−方程式」
定価 =
aa
= 200 + 200×0.25 = 250
「例題−2」
原価に 3割6分の利益をみこんで、5780円の定価をつけました。原価は何円ですか。
「解答A−算数」
原価を 1 とすると、定価の割合=1+0.36で これが5780円になります。
相当算 の比の計算より、
原価 = 5780 ÷ (1+0.36) = 4250
原価 = 4250円
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「解答B−方程式」
原価 = b
b + b×0.36 = 5780
b = 4250
「例題−3」
原価 2400円で仕入れた品物に、2割の利益をみこんで定価をつけましたが、売れないので定価の2割引きで売りました。何円の利益または損失でしたか。
「解答A−算数」
定価は原価の (1+0.2)倍、売価は定価の (1−0.2)倍として求め、原価と比べます。
定価 = 2400 × (1+0.2) = 2880
売価 = 2880 × (1−0.2) = 2304
原価 − 売価 = 2400 − 2304 = 96
原価の方が売価より大きいので、 96円 の損失
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「解答B−方程式」
定価 = c 、 売価 = d
c = 2400 + 2400 × 0.2
d = c − c × 0.2
c = 2880 、 d = 2304
原価 − 売価 = 2400 − d = 2400 − 2304 = 96
-jin-