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重なりの問題 (集合算)
ある条件に合った集まりと、別の条件に合った集まりがあり、またその両方の条件に合った集まりを扱う問題。
「例題−1」
36人のクラスで、算数のテストを2問行いました。2問とも正解した人は7人、第1問の正解者は29人、第2問の正解者は12人でした。
次の問いに答えなさい。
@ 第2問だけ正解した人は何人ですか。
A 2問ともできなかった人は何人ですか。
「解答A−算数」
・・ 問題の条件を、図に描いて関係をつかみます。
図のように、
第1問だけの正解者を (ア)、 2問とも正解者を (イ)、
第2問だけ正解した人を (ウ)、 2問ともできなかった人を (エ) とする。
@ 第2問の正解者から2問とも正解した人数を引く。
12人 − 7人 = 5人
A クラスの全員から第1問の正解者と@の人数を引く。
36人 − 29人 − 5人 = 2人
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「解答B−方程式」
第1問の正解者数 = a
第2問の正解者数 = b
2問とも正解者数 = c
@ 第2問だけ正解した人数 = d
d = b − c = 12 − 7 = 5
A 2問とも不正解の人数 = e
e = 全員 − a − b + c = 36 − 29 − 12 + 7 = 2
-jin-