1年間に排出される世界の二酸化炭素排出量を体積で考えてみた。
1年間の放出量
270億トン (2006年) 全国地球温暖化防止活動推進センターより
二酸化炭素 1 mol で 44 g 、 22.4 リットル (標準状態: 0℃ 1atm)
二酸化炭素排出量の体積 ( V ) = 13、745、455 m 3 となる
では、地球表面にどれだけ溜まった量になるのかを考えてみた
二酸化炭素は空気より重いので、仮に二酸化炭素の全部が地球表面を覆った場合を計算してみた。
V
: 二酸化炭素排出量(体積)R1 : 地球の半径 約:6370km
h : 二酸化炭素が地球表面を覆う高さ。
(仮に空気より重い二酸化炭素が全て空気の下にある場合)・・
二酸化炭素の体積 V = V2 − V1
以上より、 h を 求めると、 約: 0.0269706 メートル → 27mm ・・・ (ア)
つまり、h は 27ミリ程になる。
何となく、二酸化炭素排出量をイメージできたでしょうか。
実際は二酸化炭素は空気より重くても大気中に撹拌されている。
また、二酸化炭素は、常に海水や森林などに吸収されているが、その吸収速度が排出速度に追いついていない。
この速度の関係で二酸化炭素が増えて、地球温暖化問題とされている。
もっと簡単に概略計算してみた
A:地球の表面積
R1:地球の半径
V:二酸化炭素の体積
上記結果より、地球の半径に対して h が小さいので、 単純に、二酸化炭素排出体積 V を地球表面積 A で割ってみると、
左記 式より、
h = 6.4 mm ミリメートル
地球半径に比べて h が 小さいので、計算手順による、計算誤差もあり、上記の計算結果 (ア)より小さい値になってしまった。
丶 jin 丶